出産後に奥さんが再び実家へ帰省。私は一人で少し息抜きさせてもらいながら数日後に奥さんの実家に向かうことに。この機会を活かして、もしかしたら人生最後かもしれない「一人旅」をすることにしました。
今回のブログでは男の一人旅、初日の様子についてお話をさせていただきます。
旅の相棒は「青春18きっぷ」
このきっぷは、JRの普通列車と快速列車が乗り放題になる、旅好きにはたまらない特別な切符です。数年ぶりにこのきっぷを握りしめ、胸の高鳴りを感じました。今年も3日間用が発売されたので、これを使って奥さんの実家方面である東海地方を目指すことにしました。このきっぷの醍醐味は、各駅停車でしか行けない場所に行けること。車窓から流れる景色をぼんやりと眺めながら、その土地の空気を感じられるのが魅力です。
早朝4時台の始発列車に乗って、心躍る鉄道の旅が始まります。まだ薄暗い空の下、通勤や通学の乗客がまだ少ない静かな車内で、一人旅の始まりを噛み締めました。乗り換えを繰り返すたびに、少しずつ変わっていく街並みや空の色。それらすべてが、旅の始まりを告げているようでした。約7時間の長旅も、鉄道旅が好きなので全く苦になりません。むしろ、ワクワクしながら車窓から景色を眺め、次に降り立つ街に思いを馳せていました。
最初の目的地は、人生で初めて訪れる岐阜県大垣市。
午前11時半過ぎに到着し、まずは腹ごしらえと、テレビ番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」で出川さんが訪れていたうどん店へ。しかし、灼熱の中を歩いたにもかかわらず、まさかの臨時休業で肩を落とすことに。旅にハプニングはつきものだと自分に言い聞かせ、気を取り直して、同じく番組で紹介されていた「水まんじゅう」のお店へ。口に入れた瞬間に溶けていくような、ひんやりとした水まんじゅう。その甘さが、猛暑で疲れた体に染み渡りました。さらに、近くにあった百名店にも立ち寄り、夏を感じる冷たい甘味をハシゴして大満足でした。
次に向かったのは、こちらも初上陸の滋賀県。
彦根城で「ひこにゃん」が迎えてくれました。愛らしい姿に癒されながら、炎天下の中を徒歩で彦根城へ。現存する12天守の一つ、国宝の天守を目指して石段を上ります。石段を一段ずつ上るたびに、歴史の重みを感じました。天守からの眺めは、琵琶湖の雄大さを感じさせる絶景。その迫力と歴史の重みに感動を覚えました。
その後は在来線を乗り継いで、福井県敦賀市へ。
昨年北陸新幹線が開業したばかりで、駅も大きく綺麗でした。滞在は1時間ほどでしたが、立ち食いそばをすすったり、駅構内にあるスターバックスで一息ついたり、新しい観光施設や整備された芝生を見ながら敦賀の新しい顔を満喫しました。街全体が活気づいているのを感じ、新しい発見がある旅の楽しさを改めて感じました。敦賀駅を観光した後、この日の宿泊先である名古屋へ向かいます。
宿泊先の名古屋へ
宿泊先は、YouTuberのスーツさんがおすすめしていたカプセルホテルに決めました。2日間で7500円という破格の安さと、名古屋駅から近いという利便性が決め手でした。
名古屋に到着したのは夜21時過ぎ。日中の暑さが嘘のように涼しくなり、お腹がペコペコだったので、夕食は駅ビルで名古屋名物あんかけスパゲティを食べることに。これもまた、YouTuberのZAKIくんが絶賛していたお店です。太めのパスタに絡むスパイシーなあんかけソース。この旅でしか味わえない特別な一皿でした。平日の夜にもかかわらず、イベントがあったようで名古屋駅は多くの人で賑わっていました。その活気とエネルギーに、旅の興奮が再燃しました。
まとめ

初日は、岐阜県、滋賀県、福井県、愛知県と大忙しの一日でした。
早朝から深夜まで、鉄道と徒歩で様々な場所を巡り、たくさんの新しい景色や食、歴史に出会いました。一人旅ならではの自由さと、まだ見ぬ土地に踏み入れる喜び。そして、何よりも暑さとの戦い。普段の生活では味わえない、刺激的で充実した時間でした。明日はいよいよ、大阪方面へ向かいます。
今回のブログでは男の一人旅、初日の様子についてお話をさせていただきました。
引き続きよろしくお願いします。
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