里帰り出産、どうする?私の体験談と選択のヒント

出産を控える皆さん、里帰り出産にするか、しないか、本当に悩みますよね。私もそうでした。慣れない育児が始まることへの不安、実家のサポートへの期待、そして家族との距離。様々な思いが頭の中を駆け巡り、なかなか答えが出ませんでした。

最終的に私は里帰り出産を選びました。

その決断に至るまでの私の経験と、メリット・デメリットを正直にお話しします。

あなたの選択のヒントになれば嬉しいです。

最後まで読んでみてください。

里帰り出産のメリット:安心感と手厚いサポート

里帰り出産を選んで、まず感じたのは実家がくれる圧倒的な安心感でした。

里帰り出産のメリットに関して3つの説明は以下の通りです。

  1. 家族の温かいサポート
  2. 経験豊富な家族の存在
  3. 地元での交流

#01:家族の温かいサポート

初めての育児は、想像以上に心身ともに負担がかかります。夜間の授乳でへとへとになった時、ふと目を覚ますと奥さんの母が温かい飲み物を用意してくれていたり、昼間は奥さんの父が赤ちゃんをあやしてくれたり。本当に些細なことですが、その一つ一つが大きな支えになりました。

赤ちゃんのお世話だけでなく、食事の準備や洗濯など、産後の体にはどれも負担です。そんな時、義理の両親が積極的に手伝ってくれたおかげで、私たちは赤ちゃんとの時間に集中できました。

#02:経験豊富な家族の存在

さらに心強かったのは、義理の両親だけでなく近くに住む奥さんの妹夫婦がいたことです。初めての育児でわからないことだらけの中、経験者の妹に相談できるのは本当に助かりました。時には妹夫婦が赤ちゃんを抱っこしに来てくれたり、一緒にお茶をしたりと、気分転換にもなりました。家族みんなでサポートしてくれる体制があったからこそ、安心して出産に臨めたのだと思います。

#03:地元での交流

産後も、親戚や地元の友人に会える機会が多く、これも大きな喜びでした。出産報告を兼ねて、みんなが赤ちゃんに会いに来てくれたり、お祝いをくれたり。奥さんは普段なかなか会えない人たちと交流することで、心が満たされ、孤独を感じることなく過ごせました。

里帰り出産のデメリット:考慮すべき点も

もちろん、里帰り出産にはいくつか懸念点もありました。

里帰り出産のデメリットに関して2つの説明は以下の通りです。

  1. 複雑な手続きの可能性
  2. 産前の空白期間と孤独感

#01:複雑な手続きの可能性

まず、出生届など役所の手続きが複雑になるのではないかという懸念です。出生届は地元ではなく、普段住んでいる地域で提出した方が、後々の手続きが楽なのではないかと思いました。役所への問い合わせや書類の準備など、慣れない作業が多く、少し手間取ったのも事実です。

#02:産前の空白期間と孤独感

また、出産予定日の約1ヶ月前から実家に戻るため、奥さんは出産までの約1ヶ月間が暇になるのではないかという心配もありました。奥さんの両親は平日仕事のため誰もいない実家で一人で過ごす日中の時間は想像以上に長く感じるかもしれません。孤独を感じることもあるだろうと思いました。実際には、愛猫とのんびり過ごしたり、出産準備や家事などをしたりと、意外とあっという間に時間は過ぎたようですが、この点は人によっては大きなデメリットになるかもしれません。

出生届はどこに出すのがベスト?

里帰り先の自治体に提出するのか普段住んでいる地域の自治体で提出するのか検討しました。

結論として私たちは普段住んでいる地域の自治体に提出しました。

出生日を含め14日以内に出生届を提出する必要があるので静岡と関東を往復するのは大変でしたが妻の出産に比べたら大したことではありません。下記が検討した内容です。

#01:里帰り先の自治体で提出するメリット

出産後すぐに手続きができる: 出生届は出生日を含め14日以内に提出が必要です。出産直後に里帰り先で手続きを済ませられれば、ママの身体への負担が少ないでしょう。

#02:普段住んでいる地域の自治体で提出するメリット

  • その後の手続きがスムーズ: 出生届の提出後、児童手当や乳幼児医療費助成など、子育てに関するさまざまな手続きが必要です。これらは通常、住民票のある自治体で行うため、普段住んでいる地域で出生届を提出すると、その後の手続きがスムーズに進みます。里帰り先で提出した場合、これらの手続きのために改めて住民票のある自治体へ行く手間が発生します。
  • 住民票や戸籍謄本の取得が早い: 本籍地ではない住所地に提出した場合、住民票は比較的早く発行されますが、戸籍謄本などは本籍地へデータが送られて処理されるため、取得に時間がかかることがあります。普段住んでいる場所(住民票がある場所)で提出すれば、タイムラグが少なくて済みます。

ご自身の状況やパパの協力体制などを考慮し、必要であれば各自治体の窓口に問い合わせて詳細を確認することをおすすめします。

私の最終的な決断と決め手は「祖母」

いくつかの懸念点はあったものの、最終的には里帰り出産を選びました。その中でも、一番の決め手となったのは祖母の存在です。

祖母は以前から「ひ孫が見たい」と繰り返し話していました。高齢になる祖母に、早くひ孫を抱っこさせてあげたいという気持ちが強く、これが私にとって大きなモチベーションとなりました。里帰り出産をすれば、祖母にひ孫を見せ、実際に抱っこしてもらうことができる。これこそが、おばあちゃん孝行になるのではないかと思いました。

そして、関東に戻る際の移動に関するネックについても、嬉しい解決策が見つかりました。赤ちゃんを連れて新幹線移動は難しいと考えていましたが、なんと奥さんの妹夫婦が車で送ってくれることになったのです。この申し出には本当に感謝しかありません。これで、移動の心配も解消され、安心して里帰り出産を決めることができました。

まとめ

今回のブログでは里帰り出産に関してメリット・デメリットについて説明をさせていただきました。

里帰り出産は、家族の温かさに包まれながら、新しい命を迎える準備ができる素晴らしい選択でした。もちろん、それぞれの家庭の状況によって最適な選択は異なります。今回の私の経験が、少しでもあなたの参考になれば幸いです。

引き続きよろしくお願いいたします。

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