今回は、高校生活の選択、そして吹奏楽との出会いについてお話しさせていただきます。
よろしくお願いします。
挫折をバネに進んだ道
高校受験に失敗し、私は併願校として合格した私立高校へ進学することになりました。第一志望校に落ちた悔しさは深く、その時強く心に誓ったのは、この挫折をバネに大学受験を成功させることでした。
進学した高校は、1学年15クラス、約500人が在籍するかなりのマンモス校。学力順にクラス編成されており、進学クラスは「M組」、それ以外のクラスは「おバカクラス」などと呼ばれることもありました。進学クラスだけが男女混合で、就職クラスは男子クラスと女子クラスに分かれるなど、かなり学力による差を設けている学校でした。
運命の再会と新たな挑戦
高校には、中学時代に仲の良かった友人がたくさん集まりました。クラスは違っても、休み時間や休日にも会うことができたので、新しい環境での心細さはありませんでした。そんな中、小学校で一番仲の良かった友人と再会。高校生活を謳歌するために、一緒に部活動をやろうと誘い合いました。
「高校生といえば吹奏楽だろう」という友人の一言で、私たちは二人とも楽器未経験ながら吹奏楽部に入部することを決意しました。当時は知識がなく、知っている楽器はトランペット、トロンボーン、サックスの3つだけ。友人は最初からトロンボーンを希望していたので、私はトランペットかサックスのどちらかにしようと、楽器に触れる機会をもらって考えました。サックスは音が出ず、口が痛かった。一方、トランペットは音が出たことと、顧問の先生がトランペット奏者だったことから、直感でこれだと思い、楽器を決めました。
苦悩の1年目
入部してすぐ、トランペットパートの扉を叩きました。そこには3年生の女性の先輩が2人、2年生の男性の先輩が2人いました。そして1年生は、私を含めて4人。そのうち2人は経験者でした。やはり、中学から3年間続けている経験者との実力差は歴然でした。最初の半年間は、コンクールどころか合奏にも参加させてもらえず、ひたすら個人練習の毎日。顧問の先生は赴任2年目の若い先生で、的確かつ時には厳しい指導で私たちを鍛えてくれました。しかし、未熟な私は合奏に参加しても追い出されることが多く、自主練習ばかりの苦しい時期が続きました。
そんな中、唯一の息抜きが進学クラスでの授業でした。クラスにいる間は部活のことを忘れ、勉強に集中できる時間が本当にいいリフレッシュになっていました。
初めての舞台
当時の吹奏楽部の部員は3学年合わせて約60人。その年の3年生が顧問の先生に直談判し、数十年ぶりに学園内で定期演奏会が開催されることになりました。私はなんとか1年生で出演することができ、苦しかった1年目を終えることができました。
まとめ

今回のブログでは高校生活の選択、そして吹奏楽との出会いについてお話をさせていただきました。高校生活は悔しいことばかりから始まりました。
次回のブログでは、高校生活のその後についてお話しします。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。
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