【育児日記】奥さんとの喧嘩

新しい家族が増えて、毎日が喜びでいっぱい。でも、気づけば二人だけの時間も減り、慣れない育児に追われる日々。そんな中で、ふとしたことから夫婦喧嘩になってしまうこと、ありませんか?

今回は育児の中でふと起きた奥さんとの喧嘩についてお話しさせていただきます。
よろしくお願いします。

夫婦喧嘩は悪いことじゃない? 育児中のすれ違いを乗り越えるヒント

夫婦喧嘩は決して悪いことではありません。むしろ、お互いの気持ちを深く見つめ直す、大切なきっかけになるのかもしれません。今回は、新米パパの体験談から、育児中のすれ違いを乗り越えるヒントを探してみたいと思います。

まだ暗い朝方、心がすれ違ってしまった瞬間

娘さんが生まれて3ヶ月。夜中は2時間おきの授乳。奥さんはずっと眠れず、朝から寝不足でご機嫌斜めでした。私は奥さんを起こさないように、気づかないふりをしていたのかもしれません。そんな中、朝の光が差し込むか差し込まないかの時間帯。娘がぐずり始め、泣き止まない。その泣き声は、まるで終わらない夜の続きのようでした。

「私がやるよ」と言ってくれる奥さんに代わり、私が寝かしつけを買って出ました。でも、何度あやしても、泣き声は止まない。焦りと苛立ちがじわじわと込み上げてきて、「なんで泣き止まないんだ」と、心の中で呟いていました。

そんな私に、奥さんが何かを言っている。でも、泣き声にかき消されて、うまく聞き取ることができません。何度も聞き返してもわからず、「もっと大きな声で言ってくれないか!」と、私はつい強い口調になってしまいました。その瞬間、奥さんの顔が険しくなり、初めての大きな喧嘩が始まってしまったのです。

紙に書かれた、奥さんの本当の想い

その日の後、奥さんは私と口をききたくない様子で、伝えたい気持ちをそっと紙に記してくれました。そこには、抱っこ紐の使い方が上手じゃないこと、動画を見て勉強しているのかという問いかけ、そして何より、「少しのことでイライラする。短気を直してほしい」という素直な想いがつづられていました。

読みながら、私は少しだけ反発心を覚えました。確かに手際が悪いかもしれないけれど、奥さんが病院や用事で留守にする間は、抱っこ紐を使って一人で娘の面倒を見ていた。動画も何度も見返して、自分なりに努力していたつもりでした。耳が悪いこともあり、聞こえづらかっただけなのに……。

しかし、紙を読み進めるうちに、自分の態度を改めて見つめ直すことができました。奥さんの声が小さかったのは、娘を起こさないように配慮してくれたからかもしれない。そして、私の態度や、無言で育児に取り組む姿勢が、奥さんを不安にさせていたのかもしれない。自分の不器用さが、言葉の代わりに、少しだけ違う形でぶつかってしまったのだと気づきました。

赤ちゃんが教えてくれた、心の対話

その出来事を通じて、奥さんは私に、とても大切なことを教えてくれました。保育士の経験もある奥さんにとって、それは当たり前のことだったのかもしれません。

「娘はまだお話できないけれど、心のある人だから、目を見て話してあげてほしい」。

奥さんは、ミルクをあげる時間も、お風呂に入れる時も、いつも娘さんにやさしく語りかけていたそうです。それは、まだ言葉がわからない赤ちゃんにとって、最高の安心であり、温かい愛を届けている時間だったのです。

泣いている時でも、リビングに連れてきて、奥さんと顔を合わせるとふっと泣き止んで笑顔になる娘さんの姿。「赤ちゃんも、寂しいと感じることがあるんだ」と、その時初めて知りました。言葉がなくても、心は通じ合っている。そのことに気づけたのは、大きな学びでした。

これから始まる、やさしい日々

育児は、新しい発見の毎日。今回のすれ違いは、夫婦の絆をさらに深めるための、やさしい学びになったのかもしれません。

今後は、娘さんの名前をやさしく呼んであげること。何気ない瞬間も、心で話しかけてあげること。そして何より、お互いを思いやる心を、言葉にしてそっと伝え合うこと。

そうすることで、家族の絆は、もっともっと深く、かけがえのないものになっていくはずです。

まとめ

今回のブログでは育児の中でふと起きた奥さんとの喧嘩についてお話をさせていただきました。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

引き続きよろしくお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました