【妊活12】不妊治療と予期せぬ歯科治療、妊娠初期の奥さんを襲った歯の痛み

時系列で行くと先日投稿した下記に記事の時期になります。「【妊活9】夫婦で挑む不妊治療:喜びと感動、そして新たな命への道のり

今回は心拍確認後の試練:妊娠初期の妻を襲った激しい歯の痛みと、予期せぬ高額治療の決断
ついてお話ししたいと思います。

ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

2024年9月

不妊治療を経て心拍が確認され、新たな命の誕生に喜びを感じていた私たち夫婦に、思いがけない試練が訪れました。奥さんの左奥歯、学生時代に治療した銀歯の箇所が突然痛み出したのです。最初はうずく程度だった痛みが、翌日には激しいものへと悪化。冷やしても和らぐことなく食事もままならない状態になりました。

すぐに歯科医院を受診しましたが、妊娠初期は薬の服用やレントゲン撮影に大きな制約がありますデリケートな時期のため、対症療法しかできないとのことでした。痛みは一進一退を繰り返し、特に朝方は激痛に見舞われることも。歯茎の腫れもひどく、膿が溜まっているようでした。ゼリー飲料しか口にできない日々が続き、奥さんは食欲も失っていきました。

数日後、痛みが一時的に引いたものの歯茎の腫れは悪化する一方でした。膿が溜まっているため、再び歯科医院へ。しかし、ここでも治療には慎重な判断が求められました。妊娠中のため、抗菌剤の種類も限られており、産婦人科に確認を取る必要がありました。幸い、セフェム系またはフォニシリン系の抗菌剤であれば処方可能との許可が下り、3日分の薬を飲み始めました。

しかし、痛みと腫れは再び繰り返され、銀歯の内側から大きく腫れ上がる事態に。食欲もさらに落ち込み、ゼリーと卵スープしか口にできませんでした。

耐えきれず再度歯科医院を訪れ、歯茎を切開し膿を出す処置を受けましたが、期待したほどの効果は得られず、追加で別の抗菌剤が処方されました。それでも痛みと腫れは収まらず、私たちは大きな決断を迫られました。産婦人科からの治療許可を得て、最終的に問題の歯を抜歯し、同時にインプラントを埋め込むことになりました。

この治療は保険適用外の自由診療となり、約46万円もの高額な費用がかかりました。不妊治療とは別に、心拍確認から安定期までの間に、このような予期せぬ大きな出費と妻の痛み、そして精神的な負担が重くのしかかりました。妊娠中は、普段ならすぐに治療できるような体調不良でも、薬や治療法が限られることがあります。また、高額な自由診療が必要になるケースも考えられます。予期せぬ出費に備えておくことの重要性を痛感しましたしかし、治療後の経過は良好で、妻の痛みも無事に治まり、ようやく一安心することができました。

まとめ

今回のブログでは心拍確認後の試練:妊娠初期の妻を襲った激しい歯の痛みと、予期せぬ高額治療の決断についてお話をさせていただきました。

今回の経験を通じて、私たちは多くのことを学びました。特に、妊娠中の体調変化は予測が難しく、それに対する医療的な対応には多くの制約が伴うこと、そして何よりも予期せぬ高額な出費が発生する可能性があることを痛感しました。

「備えあれば憂いなし」とはよく言いますが、まさにその通りです。全てを完璧に予測し、準備することは難しいかもしれません。しかし、今回の歯科治療のように、思いがけない事態が起こる可能性は常にあります。だからこそ、何事にもある程度の備えをしておくことの重要性を、身をもって知ることができました。これは、新しい命を迎える私たち家族にとって、かけがえのない教訓となったのです。

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